部分入れ歯の症例（４）
ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、歯ぐきの色に近いプラスチック素材を使用して留め具を作製します。前歯に装着しても目立たない、他人に気づかれにくい入れ歯です。

ただし、プラスチック素材のみで作製するため、入れ歯の強度はやや低くなります。通常は見えない部分に金属を使用して補強することをおすすめしますが、金属素材が増えるとどうしても費用がかかるのが難点です。今回の場合、患者さまから「入れ歯がある部分ではあまり噛まない」とのご申告がありましたので、金属素材を使用せず費用負担を抑えてお作りしました。

自費の入れ歯にもメリット・デメリットが存在します。ご自身に合う治療法を知りたい方や入れ歯に関するお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。メリット・デメリットを詳しくご説明した上で、患者さまにとってより良い治療法をご提案いたします。