部分入れ歯の症例（１）
金属床義歯＋コンフォート加工

次に、上下の入れ歯の内面に柔らかいシリコーンを貼り付けるコンフォート加工を施し、入れ歯に安定感を付与しました。より歯ぐきにフィットするようになるので、噛んでもほとんど痛くない入れ歯に仕上がっています。

また、こちらの患者さまは3年後に左上の奥歯が悪くなり、歯を抜く治療を行いました。その後、抜歯した部分を補うため、入れ歯に人工の歯を追加する修理を実施。さらに、上下の入れ歯両方ともコンフォートを張り替えるメインテナンスをしました。

「使い慣れた入れ歯を、なるべく長くご使用いただきたい」これが当院の考えです。お口の中は常に変化しています。そのため、長く入れ歯をご使用いただくには、その変化に入れ歯を対応させることが大切です。

入れ歯を作り直すだけが治療の選択肢ではありません。お口と入れ歯のメインテナンスを欠かさず、一度お作りした入れ歯を修理しながら、快適にお使いいただけるよう尽力しております。